本当に良い店とは

友人のmixiから拾った日記。mixiだけでは公開するには惜しい内容だったのでこっそり抜いてみる。


姉妹店の○○にたまにヘルプで行ったとき。

よくカウンターのお客さんにする話があります。


それは「本当にいい店の見分けかた」という内容。


〜お客さんがたくさん入ってる、言い換えれば売れている店がいいのか?〜


たしかに、それも一理あります。結果論だけで見ると。

ただ、それは本当の意味では違うと思うのです。


答えは簡単で、「アルバイトが自分でお金を使っている店」。

アルバイトが、プライベート時に友達や彼女を連れて来店する店こそ、いい店の証拠である。

そう思います。


なぜ、そう言えるのか?


理由としては、スタッフは店の裏側を(一番、汚い部分まで)知っているということ。

汚いとは、衛生面においても、ビジネスにおいても。

つまり、普通ではお客さんに見えない部分ですね。


例えば。

・ゴキブリが食器棚をウロウロしているのを見たり。

・賞味期限の切れた食材を使うのが慣例化されていたり。

・暴利な価格設定をしていたり。


こんなことを知っていたら、大事な人と一緒に来て、お金を使うはずがありません。

衛生面&ビジネス面から見て、本当に信頼できるのは、こういうことだと思います。


いくら、めっちゃ美味しい料理でも、料理人が裏でチンチンをポリポリした手で…

こう考えると、食べたくありません。笑


さらに言うと、スタッフ同士の連携もしっかりしているという要素も覗えます。

嫌いな人や合わない人の顔を、休みの日にまで見たくはないのが普通でしょう。

スタッフ同士の摩擦は、やがてお客さんに悪影響を及ぼすもの。

アルバイトがプライベートで来店している。

それは、この連携がよく取れている証拠ともなるのではないでしょうか?


あなたの、よく行くお店で、ちょっと気にしてみてください。

「あ、いつも料理を運んでくる子が、私服で食事している・・・」

そこは、きっと、いい店なんだと思います。


これは飲食店に限らず、どの業界でも同じようなことでしょうが。


(いつか書いてみたいと、ずっと思ってたことを、書いておきました。)

自分が経営するなら、この友人と一緒にしたいものです。